お菓子作りは科学

先日久しぶりにお菓子作りをしました!

お菓子を作るとき「お菓子作りは科学」という言葉が頭に浮かびます。
作るお菓子によってさじ加減は変わりますが、
デリケートなものだと砂糖や小麦粉を量るときは1グラム単位、
オーブンの温度も焼成の時間も決まっています。

甘さを控えめにしたいからと砂糖の量を減らした結果、
スポンジ生地がうまく膨らまない!
という失敗も何度か経験したことがあります。

砂糖やバター、小麦粉などがそれぞれどのような役割を持っていて
どれくらいの量でどれくらいの作用を持つのか……
こうやって考えると本当に科学の実験のようです。

サナの研究室で水質分析に携わっている中、
実験中もお菓子作り中も考えていることは似ているような気がします。
「この実験ではこの物質がこう作用するからここを少し変えてみよう」
「この前はこれで上手くいったけど今回はこうしたらもっと良くなるのではないか」
思考錯誤しながら日々精進です!

ちなみに先日作ったのは「オランジェット」
砂糖漬けの柑橘類の皮(ピール)をチョコレートで包んだお菓子です。

オレンジ100グラムに対して砂糖を80~100グラム、砂糖と同量の水を鍋で煮詰めていきます。

20分煮詰めて冷ます、20分煮詰めて冷ます、という工程を繰り返して
汁が無くなる直前まで煮詰めていきます。

煮詰まったものを110℃設定のオーブンで片面20分ずつ焼き、
焼き上がったものを更に室温で乾燥させます。
(一週間くらい乾燥させる場合もあるそうです)

そうして乾燥したオレンジを、溶かしたチョコでコーティングして……

出来上がりです!


手間はかかりますがとても美味しいですよ(*^_^*)

研究開発部 青木

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