産業廃棄物の中で発生量が一番多いのが汚泥

サナ社員持ち回りで、身近な出来事など思うことを綴るサナブログですが、
今回よりテーマを決めてお届けします!
社長より出されたお題は「SDGsについて」

「SDGs」・・・持続可能な開発目標・・・
非常に分野が広いですが、業務に関連する持続可能型社会(環境関連項目)について語ります。

最近のコロナ禍の状況で、さまざまな産業が休止している結果、晴れた日は冬場の様なキレイで澄んだ空となっています。
地球環境にとっては誠によろしい事ですが、、 いつまでも立ち止まっている訳にもいかないので、少しずつ経済・産業活動も回復していくと思われます。

 

ヒト・モノが動くと、いわゆる「廃棄物」が発生します。
廃棄物は、家庭生活から発生する「一般廃棄物」(平成26年度国内総排出量:4,432万t)と、事業活動に伴って発生する「産業廃棄物」(平成25年総排出量:3億8,464万 t)で、圧倒的に産業廃棄物が多く排出されています。

 

そして、産業廃棄物の中でもっとも発生量が多いのが汚泥(約1億6,412万t:総排出量の42.7%)、次いで、動物の糞尿(約8,263万t: 総排出量の21.5%) となっています。
ただし、動物の糞尿の95%は再利用されており、汚泥の再利用率:7%と比べて リサイクル率は高いです。

 

さて、汚泥は、下水処理場・浄水場・工場排水処理施設・土木建築現場などから発生します。
サナのお客様は、工場排水施設での排水処理を担当されている部署が多く、排水する水質が向上すれば汚泥発生量が増えるという、なんとも悩ましい課題と日々向き合っています。

 

汚泥の脱水機 脱水ケーキ

 

そこで、私共は汚泥の質を良くすることで、凝集・脱水した「脱水ケーキ」の含水率を低下させ、お客様が実際に廃棄物を出す際の「総排出量の削減」に貢献するべく、懸命に努力しております!
 
業務でこうした環境関連の事柄と関わっていることもあり、できるだけ環境に負荷をかけない生活を意識していきたいものです。
営業本部 : 大屋
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