某食品工場排水処理施設(菓子製造工場)
回分式曝気槽ローテーションによる油脂分解促進、 産廃代削減事例
現状、産廃処理費用に月額50万円掛かっている。排水処理設備内で汚泥を処理することで、余剰汚泥の減容を図る。
- 排水対策

施設概要
- 流入量
- 120m3/日
- 曝気槽容積
- 500m3×3槽(回分式)
- 流入BOD値
- 平均3000mg/L
- 流入n-ヘキサン値
- 平均300mg/L

対策
流入n-ヘキサン(油脂)対策に油脂分解促進剤「SANA油トールA」と微生物活性度向上バイオ製剤「SANA-WN-EX」を投入しました。
投入量
SANA油トールA
流入量に対して30ppm/日投入(120㎥×30ppm=3.6kg/日)
SANA-WN-EX
初回1日目:
常時曝気を行う曝気槽容積に対して10ppm(500㎥×10ppm=5㎏)
2日目以降:
常時曝気を行う曝気槽容積に対して1ppm(500㎥×1ppm=0.5㎏)
※初回は、SANA-WN-EXに配合されている微生物の定着・安定化のため投入量を多く、その後の有用菌の菌数維持のため、継続添加を推奨します。
結果
水質分析結果
対策開始前
分析項目 | 回分槽① | 回分槽② | 回分槽③ |
---|---|---|---|
pH | 6.7 | 6.9 | 6.8 |
n-ヘキサン(mg/L) | 250 | 95 | 290 |
MLSS(mg/L) | 13000 | 7100 | 13000 |
MLVSS(mg/L) | 9700 | 6800 | 12000 |
粘度(cp) | 24 | 13 | 34 |
- 回分槽3槽使用時BOD・MLSS負荷:0.02kg/kg・日
ローテーション開始1ヶ月後
分析項目 | 回分槽① | 回分槽② | 回分槽③ |
---|---|---|---|
pH | 6.6 | 6.5 | 6.5 |
n-ヘキサン(mg/L) | 250 | 110 | 55 |
MLSS(mg/L) | 7200 | 7500 | 9600 |
MLVSS(mg/L) | 7000 | 7200 | 9300 |
粘度(cp) | 15 | 15 | 23 |
- 回分槽①②のみ流入、処理を行う
- 回分槽③は常時曝気、1週間後に沈降させ上澄み水を放流
- 回分槽③の放流後空いたスペースに回分槽①、②の汚泥を投入
- 以後、回分槽①、②へローテーションを移行
- 冬季の11~12月まで継続。(実施期間6ヵ月)
- 上記期間、脱水行わず運転
費用計算
脱水ケーキ産廃費用:約500,000円/月×6ヵ月=約3,000,000円
【SANA油トールA使用量】
3.6㎏×30日
※流入n-ヘキサン値に対して30ppm/日の添加量
【SANA-WN-EX使用量使用量】
1ヵ月目:5㎏+0.5㎏×29日
2ヵ月目以降:0.5㎏×30日
※常時曝気を行う槽に対して、初回10ppm、以後1ppm/日の添加量
半年間の経費削減金額
半年間でおよそ100万円超の経費削減を達成
注釈
- 流入水基質、設備状況による処理能力や、運転方法操作変更の有無で効果は異なります
- 季節毎の水温による処理能力変化、製造品目の変更等によっても、効果は異なります
※施設状況、流入水基質を把握した上で、各排水処理場毎の最善なご提案をいたします。ご提案における水質分析、顕微鏡観察など、無償にて実施しています。お気軽にご相談ください。
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